Macbook Pro late 2016はもちろんUSB-Cポートです。
USBを使うには必ず変換アダプターが必要になるのです。
2年前にMacbook Airから12inch Macbookに買い替えたときにこの悪夢がスタートしました。
あ〜あ、USB—Cアダプター忘れた!
少し前までの私のよくある光景でした。
USB-USB-C変換アダプターを常に持ち歩かないといけないのですが、肝心な時に忘れてしまうのです。
AppleがUSBポートを捨ててから3年。
最初は非常に高額なApple純正アダプターしかなかったのですが、最近はサードパーティーのアダプターも多く発売されて、金額も数千円と、だいぶこなれてきました。
アダプターの面倒くさいところはMacbookが美しくなくなるところです。
データ電送速度が速くなったり、充電できるようになったり、何らかのメリットはありますが、これって本当にスティーブジョブスが求めていた世界なの?という感じすらします。
(画像引用:http://www.apple.com/shop/mac/mac-accessories/power-cables)
こんなにたくさんのUSB-Cアダプタが必要です。
私は仕事柄USBメモリをよく使う事があるのですが普通のUSBメモリをMac Book Proで使おうとすると変換アダプタが必要になります。
アダプタが必要なんてかなり不便ですよね。
そこでUSB-Cでも使えるUSBメモリを探しました。
そして見つけたのがアダプタが必要のない、純正USB-CのUSBメモリです。
目次
意外に安かったHP製のUSB-Cメモリ
なんとメーカーはロジテックとかIODATAとかではなく、HP。
考えれば、彼らはパソコンメーカーですから、メモリの調達は大量に行っているはずです。ですから安価でこのような外付けUSB-Cメモリを販売できるのでしょう。容量も64GBでビジネス用途であれば十分です。
値段は6000円ちょっと。他のメーカーのものと比べたのですが、最安値でした。
正式商品名は「HP 32GB USB3.1対応 Type-C + A デュアルUSBメモリ」です。
なくしそうなくらい小さいです。しかも全体を収納するケースは付属しません。
本体部分を回転させて使い分けるタイプ
本体カバーに通常のUSB3.1とUSB-Cが収納されていて、回転させて使うタイプです。
私はMacbook Proばかりではなく、Windowsも使うので、USB3.1はまだまだ必須なのです。
また外出先でプリントなどをするときでも、まだまだUSBは必須ですからね。
こちらがUSB3.1側。手と比べるとすごく小さいのが分かりますね。
HP 32GB USB3.1対応 Type-C + A デュアルUSBメモリの使用感
Macbook Proに刺してみました。こんな感じです。
今まで使っていたUSBメモリと比べてみました。
HPのUSB-Cメモリの小ささが分かりませんか?
「困った」「面倒くさい」には先行者利益
MacがUSBを捨て、いち早くUSB-Cへ完全移行したときにユーザーは大混乱でした。
USB-Cのアダプターは全然発売されないし、Apple純正は品薄かつ高額だし、おまけにアダプターからいろいろな周辺機器が接続されている様子は単純にかっこわるいものだったからです。
逆に言えば、マーケティング的には「ビジネスチャンス」。
お金よりも「不便解消」を求める力が強いからです。
私の場合、何度も変換アダプターを忘れたりする機会が多く、本当に困っていました。またUSB-CもUSBも両方使わなければならないシーンが非常に多かったので、USB-C単独のメモリは必要なかったのです。
そうです。
痛み > 特徴
なのです。
痛みのほうが上まわっているので、商品を吟味(価格も含めて)することなく即買いに走ったのです。
まだこのようなデュアルメモリを出しているメーカーはたった2社だけなのに。