生産性の低さが相当言われている日本。
またGDP(特に国内消費)が全く伸びない日本。
簡単に言えば、生産性が低いとは「時間のコスト」の感覚が非常に薄い、ということになります。
また、国内消費が伸びない、というのは、かなりの人が仕事が終わった後や休日に消費しない、ということになります。
独断で発言すれば、これらの理由の1つは日本のテレビ番組である、と私は思います。
海外と比べると、日本ではすぐには再放送もしないドラマや、個人的にはあまり好きではない「バラエティ」と言われるものがひたすらリアルタイム(生放送という意味ではなく、その時間にテレビをみない限り無理という状況)で放送されており、視聴者のその時間をロックするからです。
有料放送というものが発達しない日本では、CMスポンサーのために視聴率を上げないと広告料が稼げないため、租税乱造にして一般の人ウケする番組を大量生産する「AIDMA」の「Attention(注意をひく)」をやらないとダメな構造なのです。
さて、そんな「夜は家族揃ってテレビを観る」、ということをしたことがない私はテレビは持っていないのか?と思われるかもしれません。
いやいや最新の4Kテレビを持っています。。
オンデマンドでプログラムを見ること
私は映像プログラムは音楽と同様、好きな時間で楽しむコンテンツだと考えます。
良質なコンテンツからドキュメンタリーまで揃っているiTunes Storeから簡単に購入・レンタルでき、テレビばかりでなくiPadやiPhoneと途中まで観ている状況を同期できるなんて、非常に便利ですよね。
さて、このiTunesからの映画、Amazon Prime Videoの海外ドラマ、Netflixの海外ドラマはApple TVがベストです。
何年にもわたってApple TV(第3世代)を使っていたのですが、とうとう先日故障してしまいました。
どれだけリセットをしても、復旧する事が出来ませんでした。
そこで、早速第4世代を購入しました。
リモコンは明らかに第3世代と異なるのがすぐ分かります。
第3世代のApple TVリモコンは非常に使いにくく、検索するときに1文字1文字たった一つのホームボタンだけで選んで行くのは非常に苦行でした。
第4世代のApple TVリモコンはボタンの数は増えましたが、それよりも手元のiPhoneと同期できるので、そちらからキーボード入力が可能です。
非常に便利です。
上から見た大きさはあまり変わりません。
パッケージを開けたときにあれ?第3世代を間違えて注文してしまったかな?と思ったくらいです。
ところが、高さは全然違うのです。
やはり内部のハードディスク容量が増えたからでしょうか?
私はゲームはやりませんが、ホーム画面でたくさんのゲームの紹介があり、Apple TVのホーム画面から購入できるようになっています。
Apple TVの目指す世界
ハリウッドの映画のごとく大規模な予算で制作するアメリカのドラマがあります。
そこまで潜入する?というくらいギリギリの(時には命がけの)内部情報を撮影したドキュメンタリーがあります。
過去に観たけど忘れていた映画の名作があります。
大好きなミュージシャンのライブがあります。
このように「好きな時間」に「好きなコンテンツ」を気ままに選べ、好きなときに「中断」できる、これがオンデマンドの醍醐味です。
自宅のApple TVで途中まで観たドラマを、外出先のカフェでiPadで途中から観る。そんなことも可能です。
Apple TVはそのような自分の時間を大切にする人にオススメしたいガジェットです。