歯が原因で「老け」が進行!?40歳以上のための正しい歯のケア4選

老けない夫の"ニオイ"

笑った時に歯や口が綺麗な男性は、清潔感があって素敵ですよね!
一方で、周りを見渡すと「息くっさ!」「なんか糸引いてる…」「歯茎どうした!?」みたいなおじさんも多数。

「歯周病」を放置すると、口臭や粘つきなどの人へ与える不快感だけでありません。
歯がグラグラになって抜けてしまい、若くても歯抜けになったり、入れ歯を使用することで食べられないものが増えたり、一気に「老け」が進行します。

さらに、歯が抜けたり、入れ歯を使ったりすることで、歯の奥にある神経が刺激されなくなることでアルツハイマーをはじめ、糖尿病、心筋梗塞、脳卒中などを引き起こすリスクも。

歳を重ねても歯や口が綺麗な人、そうではない人の違いには日々の「歯のケア」が関係しているかもしれません。
そこで今回は、旦那さんに教えてあげたい、40歳以上のための正しい歯のケアを4つご紹介します!

おじさんの息が臭い、粘ついているのはなぜ?

そもそも、なぜおじさんの息は臭かったり、粘ついていたりするのでしょうか?

その原因は「歯周病」。
なんと、40代から国民の約8割が患っているとのこと!

むしろ歯周病になっている人が多すぎて、「おじさんになると口は臭いし、粘つくのは当たり前」と生理現象のように捉えている人が多いですが、歯周病は立派な病気なのです。

歯磨きが不十分で「歯」と「歯茎」の境目の清掃が行き届かない状態でいると、そこに食べカスや細菌が溜まり、炎症を起こしたり、異臭を漂わせたり…

身近なものに例えると、放置されたゴミ箱のような感じなのです。考えるだけで恐ろしいですよね。

40歳以上のための正しい歯のケア4選

小学生の頃に「歯ブラシを歯に垂直に当てて磨きましょう」と習いましたよね。
実は、あれは子供が虫歯を予防するための磨き方なのです。

でもそれ以降、歯の磨き方なんて習ってない…そう、そこなんです。
実は大人の正しい歯磨きを習う機会は非常に少なく、ほとんどの人が知らないのです。

では大人が「歯周病」を予防する正しい歯のケアの仕方は?
ここからは、正しい歯のケアを4つ紹介します!

歯ブラシは歯に対して斜め45度で、一本一本の歯と歯茎の間を中心に

歯の表面を磨く人が多いですが、汚れは歯と歯茎の境目に溜まりやすいので歯と歯茎の境目を中心に磨きましょう。

「食べカス、出ておいで」という気持ちで一本ずつ丁寧に。

そして意外と忘れがちなのが、歯の裏側。歯の表面を磨き進めて、奥歯に到達したらくるりと歯ブラシの向きを変え、歯の裏側もお忘れなく。

歯間ブラシを習慣に

歯磨き=歯ブラシで十分と思いがちですが、歯ブラシで磨けるのは歯の表と裏だけ。
歯と歯の隙間には行き届かないので、歯間ブラシやフロスを使いましょうね。

ちょちょいと歯と歯の隙間に通してみると、あまりの汚れの多さにびっくり!
スッキリ感が病みつきになり、これはすぐに習慣化できるはず。

歯磨きは毎食後、できなければ舌回しを

ところで、あなたの旦那さんは毎日何回歯磨きしているでしょうか?

歯周病の菌は食べカスを餌にして増えていきます。
なので、毎食後に歯を磨き、細菌が増えないようにすることが大切です。

そんなことを言ってもお昼は歯が磨けない!という時におすすめなのが「舌回し」。
歯の表面を舌でなぞるように大きく動かしてみましょう。

洗浄効果、殺菌効果がある唾液がたくさん分泌され、歯磨きには劣るけれども口内を清潔に保つためには役立ちます!

鼻呼吸で口内乾燥を防ぐ

口呼吸をすると口が乾き、唾液が少なくなり細菌が繁殖しやすくなります。
食後にポカンと口を開けて寝ている人も見かけますが、あれはもう歯にとっては最悪…

普段は舌を上顎のくぼみにセットし、口を閉じて、鼻呼吸をするだけで立派な歯のケアに!

参考文献:長谷川 嘉哉(2018年)「認知症専門医が教える! 脳の老化を止めたければ 歯を守りなさい! 」

まとめ

一気に「おじさん感」を漂わせる口臭や粘つきは、なかなか自分では気付きにくいものですよね。

とはいえ、指摘したらそれはそれで傷つけてしまうかも。
そんな悩みを抱えている女性も多いですよね。

そんな時は、まずは女性が実践し、「最近歯と口の調子が良いかも!」とアピールして、旦那さんが「俺もやってみようかな」と思えるように誘導するのがおすすめ!

歯周病は男女問わず発症するので、夫婦で楽しく歯のケアを習慣にできると良いですね!

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